ホシコさん作成(2001.8.5)を掲載許可頂きました


人物偏愛論


♪Part1.「終業式」

まるで自分が青春を共にしたかのように錯覚させる登場人物達。さて何人になるかな?

注意!「終業式」を未読の方は見ない方が吉です。また勝手な思い込みが多々入っていますがご容赦下さい。

第一章 制服

2組の佐伯さん
冒頭からいきなり出てくるのがこの人。タバコ吸って謹慎処分になったのに推薦で上智に合格してる。ズルイ。

ミック
放送部員で悦子と同じクラスみたい。ついでに家庭クラブも一生懸命やってるみたい。

遠藤優子
がんばりやなんだよね。でも不器用だから自分をがんばりやに見せることしかできなくて。優子を見てると切なくなる。《都築くんとの関係も、すれ違いが悲しい》。

八木悦子
「フツー」の定義はともかくとして「これでもか!」ってくらいフツーの女の子。ちょっと悪ぶってみたりするのもまたフツーの証。

平光真一
お家がお店をやってる放送部の平光さん。文化祭で感動のスピーチをする。なんかいいキャラだ。

カンちゃん
数学が得意でいろいろ活躍する。物理部部員?優子と同じクラス。色んな装置を作ったり、いいなあ、こういう「ハカセ」みたいなヤツ。

・入江のじーさん(数学)、チャンドラ先生(世界史)、木村おじさん(英語)、江川(体育)
生徒にあまり好かれていない先生方。口が臭いだ授業が眠いだスケベだ傲慢だ、と教師っていう人間はなんでこうなってしまうのでしょうねぇ。

水戸のコーちゃん
お父さんが県の指導主事だかで色々と教員のウラ事情を知っているようだ。タレコミ専用キャラか?

都築宏
出ました都築君。2年の段階では悦子と同じクラス。キャンディーズではミキちゃんが好き。

浜口珠美
男子からは好かれるけど女子から嫌われるタイプのかわいこちゃん。計算マコちゃんみたいな子ですね。

島木紳助
都築くんの親友。クラスを賑わせる楽しいヤツ、って感じ。

れいこちゃん
ストーリーには関係ないのだが、チャンドラ先生を無視して編み物するサッカー部の新マネ。マネージャーっていうところと名前がれいこっていうのが個人的にツボだった。

斉藤孝
悦子が憧れる国語の先生。別名S先生、モジリ兄貴。ラストでまた登場するのはなんで?名大の大学院まで出て結局私立女子校の教師?

ピッケ
本名不明。7組で島木くんから数学のアンチョコを借りてる。

大貫先生
家庭クラブに賭けてる先生。60代。家庭科が男女同習になった今では男子も家庭クラブに入っているんだろうか。

加賀美涼子先生
養護教諭なのに清潔感がない。白衣着てるんだろーに。インビな雰囲気さえ湛えているようだ。。前任校で色々やらかした噂あり。まあ見た目がハデな先生には色んな噂がつきものだよね。

三年の松平さん
↑の加賀美先生と『青い体験』の仲らしい。しかも保健室のベッド使用。そんな安手のエロビデオのようなことが学校で起こっていていいのか。それに2千円で何かしてくれるっていうのは何なんだ。

谷村さん、ばんばさん
谷村新司とばんばひろふみ。ラジオ「セイヤング」パーソナリティ。

第二章 ルーズリーフ

久米哲也
早稲田→出版社勤務で悦子が浮気する人。悦子と関わりがなくなった後もサイドストーリーで活躍。悦子に書いた手紙の伏せ字部分が気になる〜。

美鈴ちゃん
都築君が童貞を棄てた(?)相手で職業はトルコ嬢。情が深くていい女っぽいので(なんとなく)都築くんが参っちゃうのは、まあ、ムリもないか。

中川美穂
愛称(っていうか自分でこう呼べ、と言っているような気がする)ミポ。「あいはら・・・ゆ・・う・・・」と呟きたくなるよな「偽サバサバ女」。
 

ここまででざっと25人(抜けてる人もいるけど)。
丁度ミポに締めてもらったところで今回の更新は終わり。また次回。(01.6.16)

第三章 ネクタイ

頼近リンタロウ先生
作家。久米哲也お兄さんの感覚では有名らしいけど、悦子そんな人知らない〜。鬱傾向ってのが作家っぽいね。

黒田あゆ子
作家。悦子的には磁気ネックレス女。きまぐれにバリに飛んだり、バイセクシャルってのが作家っぽい。で、久米の哲ちゃんとはいくつ離れてるんだろうこの人。

森本毅
悦子の上司でバツ一。中年男ってロマンティストなのね、はあ。てな感じのこっ恥ずかしい手紙をしたためている。別名Mさん。ところで悦子、ナニ結婚式に招待してんだよ。

ユーコの助教授
名前不明。優子がらみでは初の色恋沙汰だが、べつに好きではないのにつきあっている。ヤメロ。

同期の井田さん
悦子はOLになってもOLらしくしてるんだろうなあ。制服着て、昼休みに同期の女の子とランチするの。ちっちゃいバッグ持って。唯川恵さんの定義するOL像。で、井田さん・・・もそういう人だと推測される。

Stan Jacobi Morgan
ヒロくんのデパートのお客様。お気に入りは信楽焼き。この人って結局どんな職業の人なのかしらん???色々想像したけどわからん。でもお金持ちだよね。

桜井佳子
ヒロくんと快楽を貪りあう年上女性。モジリ兄貴先生の先輩ということがきっかけで仲良くなっちゃう。この人を挟んで都築君とモーガン氏の「けんかをやめて」状態になるんだが、<<結果はモーガン氏の勝ち。>>あ、愛のレッスン・・・。

末田正夫先生
釧路に住んでいる優子の恩師。80歳。自殺未遂した優子を数ヶ月居候させてあげていた、懐の広いお方。この人だけが知っているんだな、優子の秘めた想いは・・・。

悦子の母 
パッチワーク教室に行っていたりするんだから専業主婦だろう。お料理好きみたいね。悦子とは仲がいいんだろうなあ。

保坂昌志
プラモマニアの歯科医。ちょっぴり性倒錯者。隠さないで悦子に言えばいいのに、妻なんだからさー。それとも隠しているのも興奮する要素だったのか?カルトQ優勝者。すごい。うじきつよしって最近見ないね。

渡辺真美
パパっ子ちゃん。コンドームは性交のはじめから付けてないと駄目なんだってば、それくらい覚えて置こう。関係ないけど。

渡辺浩三
真美パパ。早くに妻を亡くしているためか娘を溺愛。一応再婚している。

都築泰次
都築君の父上。都築君て次男なんだ〜。お兄さんはなんとなくモテないタイプを想像してしまう。こういう弟のいる兄ってさ。
 

第四章 指輪

安倍千代子
黒田あゆ子ファンの21歳として登場。「ふつうの会社とは、ちょっぴりちがうところ」で久米お兄さんと知り合ったのだろうか。この年齢ならやりそうな暴走っぷりで黒田先生を困らせる。

山口美紀
さびしい少女時代を送ったらしい、黒田あゆ子の恋人。新宿2丁目にレスビアンバー「サッフォー」を開店。

マーシャ、コーイチ
たぶんバリにおける黒田あゆ子の友人。コーイチは日本人なんだろう。

江本卓
「噂の深窓」の記者なのかと一瞬思っていたら、写真家だったのね。久米・黒田夫妻と同居してたりする。美紀の開店の世話はするし、家事もできるし、悪い人なんだかいい人なんだか。

ヒステリー
オーストリア国立オーケストラ出身の4人組ロックバンド。アメリカで活躍中。「ロッキング・オン」よりは「ミュージック・マガジン」???聴いてみたい。

・雨宮統子
都築くんが仕事で知り合った、オフィス・サキ勤務の女性。知り合ったばかりの男性と深酒しちゃあイカンでしょう。不倫している自分のこと「日陰の身」なんて言ってて、テレサ・テンとか歌ってそう。

福井敦子
真美の同い年のいとこで良き理解者。

都築(渡辺)淳 
都築君のひとり息子。できちゃった婚の子どもで父親が2人いても気にするな、みんな淳くんを愛してるからね。そろそろあの手紙も読めるくらいに大きくなってるだろうな。

渡辺幸恵 
真美の義理の母。ほとんど存在しないかのような。

関口章 
優子のダンナさんになる手品師の青年。元レスリング部。関口くんの文章って文法的におかしかったりなんだけど味がある。ちなみに誕生日が姫様と1日ちがいですわね。

亀和田くん
優子が仕事をするCDの版元の学生バイトで、最初に関口くんと引き合わせた人。なんだかお礼を言いたい。

千川歯科 職員一同 
悦子の職場のみなさま。お祝いありがとうございます。
 

・・・と、総勢50人(!)の登場人物を勝手に紹介してみましたが、名もない平安女学院娘とか、とばしたキャラの中にも物語がありますね。さて、お気に入りのキャラは誰でしょう?それにしてもこの小説は色々想像力をかきたてられて本当に面白いです。何度読んでも面白い。みなさんはそれぞれの人物の背景をどんな風に想像しましたか?そんな事を話しあえたら楽しいでしょうね。では。

byホシコさん(2001.8.5)

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