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bookレビュー


 






 

『愛は勝つ、もんか』

姫野カオルコ  '00/01 角川文庫('94/10 大和出版)  
<大絶賛>  
 姫野カオルコのサービス満点のエッセイ集

【男嫌い My dream comes true】
 私に恋愛ネタは期待せんでくれエッセイ10編。濃い。
 「プリティウーマン」に関する映画評『王子様はどこにいるのだろうか』はぴかいちではないか。反論も多かろうが。しかし、楽団がボートに乗ってついてくるくらいのことをやってくれ>ハリウッド。
【ひとり上手 Call me】
 「電話」にまつわるエッセイ13編。このころはまだケータイは一般的ではなかった。でかかったし。
【恋愛の真実 love and sex】
 姫野カオルコならではの繊細な言語感覚と美意識、そして大胆な論理展開とで、「はやり歌」の歌詞にひそむ「恋愛の真実」をつつく13編。つんつん。『愛は勝つ、もんか』の題はこの章から。
 最後の『恋愛と教養』の項は白木葉子さん登場。

 ああッ。ここにきて各章の英語の副題に元ネタがあるような気がしてきた。わからん。
 
 
 

( はやしなつせ H12.01.14)
 
 
 
 
 

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